テーマ:映画

マウイタイコとConnectedする意志 / 百年の鼓動

お久しぶりです。これは、去年に出たハワイのマウイ島で活動するタイコ集団を撮ったドキュメンタリー映画。彼らの演奏のように、無理のない出来で、好感が持てます。 ハワイ贔屓のブログ主なので、やはり、移民初期の映像や画像には引き付けられましたし、祖父母、曾祖父母から高祖父母(曾祖父母の父母)の歴史を語るときのマウイの日系アメリカ人…
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「動く」アメリカ史 - アジア系アメリカ人と「移動」の映画 by ダレル・ハマモト

アジア系アメリカ人たちが自分たちのメディアを持つのは1980年代初頭だとハマモト教授(UC Davis)のこの論文に書いてある。むろん、移民一世たちが母国語で作った新聞はあったが、ここでの<アジア系アメリカのメディア>とは、二世以降の世代が、英語で、自分たちが作品を制作発表するための自前のメディアのことだ。 例えば、LAの…
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水たまりの詩 - 渋谷毅の曲を小坂忠が歌っていたなんて!

ネットオークションのおかげで、作曲したご本人も忘れていた、という以前に、リリースされていたことすら知らなかった(爆笑)レコードが「発見」される時代になった。実際、渋谷さんご自身が作成されているディスコグラフィーにもこの盤は掲載されていないのだ。(笑) これは、映画『裸の大将放浪記』の主題歌「水たまりの詩」のEP盤(…
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The King's Speech Movie Trailer Official (HD)

予備知識なしで見てきました。映画「英国王のスピーチ」。上の予告編だけでは、なにやら奇妙な方法で治療している言語治療士と国王のハナシと思い込んでしまうかもしれませんが、決してそうではありません。ジョークで何度も笑ったものの、正攻法の映画ですし、そんな昔の出来事でもないし、なんせ、対象は英国の王室です。今のエリザベス女王を描いた作品…
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東洋宮武が覗いた時代

CSのヒストリー・チャンネルで、写真家、宮武東洋と、日系アメリカ人戦時強制収容所を取り上げたドキュメンタリー映画――東洋宮武が覗いた時代――が午後11:00から放映されます。日本語吹き替え版です。あ、もうすぐ始まるなぁ。遅い紹介で恐縮。((+_+)) 去年か一昨年に日本でも上映された(一般館ではなく横浜の移住資料館だったか…
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よく作り込まれた映画 ― レオニー

「レオニー」はイサム・ノグチの母親、野口米次郎の妻(正式な婚姻関係ではない)であったレオニー・ギルモアを描いた映画。これが制作されていることは何年か前から知っていたが、ようやく完成し、上映されることとなったのは嬉しい。僕は、イサム・ノグチのファンだ。One and onlyの彫刻家だと思う。その父のヨネ・ノグチ(野口米次郎)は、…
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99年の愛 Japanese Americans

デイ多佳子さんの持論でもあるけれども、どの言語を使うかにより、そのにんげんの文化や生き方のかなりの部分が決定されてしまうし、どの言語を使うかを決定することにより、そのにんげんがどういう生き方を選び取るのかが、或る程度はわかる。ところが、日本人が日系人を題材にして日本人向けに制作した映画やテレビドラマは、私が知る限り、日系人を日本人として…
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前向きの人生 - バーバラ・カワカミ Waipahu, Hawaii

この蒸し暑いなか、ブログ主の畏友でチカーノ音楽研究家としても知られるMusic Camp Inc.の宮田信さんが企画した「日系アメリカ人関係映画上映会」に参上。二本のドキュメンタリーを楽しんだが、まだ米国でも公開されたばかりの作品"TEXTURED LIVES"に深い感銘を受けた。ハワイのオアフ島ワイパフに暮らす――またまたワイ…
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二世部隊 ― 感情的にならずに事実を追いかけること

ブログのおかげで数年前に知り合ったのがリエナクトをするひとたちで、その出来映えに感心した僕は、知り合いの日系三世にDVDを送った。すると、彼の友人で二世部隊に詳しい別の三世が「本物のニュース映像と思うほどリアルだ!」と感嘆したそうだ。「でも、実際の二世兵士より年齢が高い」という的確なコメントもくれた。そうなのだ、リエナクトしてい…
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日系アメリカ人記録映画上映会@新宿 August 14, 2010

ブログ主の畏友で、チカーノ音楽を強力にプッシュし、更にアジア系アメリカ人の文化にも詳しい東京のMさんからの情報です。下記の緑字部分はMさんのブログからのコピペ。タイコの映画はDVDで見ていますが、ハワイの『テクスチャード・ライヴス~日系ハワイアンたちの証言』は未見。是非とも鑑賞したいものです。 海の向こうのニッポン。日系ア…
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Oriental Yummyとか、Dragon Ladyとか ― Gran Torino

今頃になって何故か『グラン・トリノ』だ。アジア系アメリカをブログ名に使うブログでこの映画を取り上げないわけにはいかない。しかし、このフィルムのどこをどう切り取ればいいのか、というより、僕なんかに何が言えるのかと・・悩んでしまう。それほど悩みがいのある素晴らしい映画である。 僕がこの映画のキモだと思うのがクリント・イーストウ…
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告白: Borisとか、I want to be with you my lovely milkとか

イマドキの音楽からは遙か遠くにいるオッサンなもので、だから、サウンドトラック盤で面白い音に出会うのはありがたい。映画で使われてなきゃ聴く機会もなかっただろう音楽と巡り会えるのだから。 映画『告白』のCDで光るのがBoris。メンバーは日本人だが、日本でよりも外国で評価の高いスリーピースのヘビーロック(こういう分類でいいのか…
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The Power of One - 南アフリカという場所

FIFAワールドカップというのは、まぁ、なんというか、サッカーというゲームに名を借りた戦争のようなもので、だから、見事な負け戦のフランス代表やイタリア代表の選手や監督は本国で「戦犯」のような扱いを受けている。大臣やら大統領が憤慨している。また、サッカー(というよりフットボールと呼ぶほうが自然か)には植民地の歴史が投影されている・…
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『告白』 ― 眩暈と戦慄と滑稽と絶望(と希望?)

中島哲也監督の映画には外れがない。 『告白』を観てその思いが更に増した。 『下妻物語』、『嫌われ松子の一生』、『パコと魔法の絵本』ときて今回がこの作品。 ちょっと意外だが、脚本(中島監督)も素晴らしく、原作に惚れ込んでいるのがわかる。 救いのない世界なのだが、時折、笑うしかない瞬間もある。それが不思議だ。 …
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ね~ぇ~もうやめようよ~ こんなぁ~かなぁし~ぃい はなし~ぃ

橋田壽賀子が問いかける、逆境と戦い続けた日系移民の家族の物語。100年前、生きるためアメリカの大地に夢を賭けるしかなかった日系移民1世。アメリカで生まれ日本を知らずに生きるしかなかった日系移民2世。過酷な運命は、同じ家族を世代によって日本とアメリカの間で引き裂こうとするが…。 これは、反日感情にさらされ、戦争に翻弄されながらも、夢を追…
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オレゴン夢十夜 - Ing Hay と Lung On と ヒトハタ

大庭みな子の『オレゴン夢十夜』には、小説とも日記ともエッセイともつかない、不可思議で、深淵で、とんでもなく繊細で、そら恐ろしいほどの観察力に富んだ短編が十個並んでいる。そのなかに「とんぼ」がある。 著者はオレゴン州の北西部にあるジョン・デイという田舎町を訪れ、そこにある、かつて、ふたりの中国人が所有していたビルであった博物…
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恐るべし岡本喜八! ― 『血と砂』

なんのきなしにチャンネルをいじっていたらいきなり白黒の戦争映画で、それも佐藤允が映ったものだから、「独立愚連隊かぁ?」と思ったら、三船敏郎が出てきてやけに格好いい。しかし、三船が出演しているとはいえ、これは『独立愚連隊』ではなさそうだ。「あれ?」と思って調べたら『血と砂』だった。見たことがない映画で、もう、あり得ない、ハチャメチ…
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Japanese-look-alike young men and women募集中!

LAのカルチュラル・ニューズは日本文化をLA及びその近郊の英語使用者に伝えるメディアで、その記事(情報)には固いものが多い。ただ、たまにLAならではの告知があって面白いのだ。 下記は最近のカルチュラル・ニューズ(インターネット版)に二回連続で載った映画のエキストラ募集広告である。「おにぎり」というタイトルからして、いかにも…
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TOYO MIYATAKEを取り上げたドキュメンタリー映画

最近に日本人監督が監督した作品ではなく、ロバート・ナカムラによる地味なドキュメンタリー映画。しかし中身は濃い。先月渡米した友人のMさんに頼み、LAの日系博物館で買ってきてもらった。宮武東洋といえば、戦前から写真家として活躍した一世で、また、カメラ持ち込み禁止だった収容所では大工にカメラを作らせ、フィルムまで入手し、「収容所を記録…
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We are the Children - Miyamoto & Chin

疲れた夜にはこれしかない!(笑) ノブコ・ミヤモト&チャーリー・チン。 今年の2月末。最近の映像だ。 クリス・イイジマには長生きしてほしかった・・ しかし、ノブコさん、若々しいなぁ!
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マーク・イズが"BOLINAO 52"の音楽でカリフォルニア州エミー賞を受賞!

今日、友人が教えてくれたのだが、マーク・イズが映画音楽で「カリフォルニア州エミー賞」を受賞していた。今年の5月のことだ。地域別のエミー賞とはいえ、カリフォルニア州は映画産業の中心であり、そこで受賞したのだから、たいしたもんだと思う。 "Bolinao 52"はベトナムからのボートピープルを扱ったドキュメンタリー映画で、映画…
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スラムドッグ$ミリオネア ― イルファン・カーンが出てたんか!

オスカーを獲ったという以外の前知識なしに見てきた「スラムドッグ$ミリオネアー」。「トレインスポッティング」(←ちょっと苦手な映画だったなぁ)を撮った監督だし、設定も面白いが、映画は脚本と配役で決まる。主人公役(青年期)の役者があまり芝居をしていないのが良かった。彼を取り巻く人物にも、いやらしい誇張がない。だからリアルさが残るのか…
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美学化という凡庸 ― 所作は美しいけれど・・

この映画を「日本的ななにか」として持ち上げることには違和感を覚える。誰でも一生に一度はお世話になるのにほとんど知られていない職業と、その作法の如き所作を映像で説明するという点では新奇性はあるが、作品の本質が「日本的ななにか」という曖昧な共感に包摂されてしまえば、たちまち魅力は色あせる。少なくとも私にとっては。この種の「美学化」は危うい。…
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Eight Men Out - ジョン・セイルズ監督の佳作と動くスタッズ・ターケル

映画『エイト・メン・アウト』は日本では劇場公開されていない。こんな秀作が何故?と今も思うが、地味すぎるから集客力がないと判断されたのだろうか。ジョン・セイルズ監督はインディーズ映画界の寵児で、『セコーカス・セブン』とか『希望の街』とか、えっと、『ブラザー・フロム・アナザ・プラネット』とか、いずれも素晴らしいので是非見て欲しい。 …
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これも映画の神髄 『パコと魔法の絵本』

『アフタースクール』も映画的なら『パコと魔法の絵本』も映画的で、ここで「映画的」というのは、映画でしかあり得ない映画、という意味だ。リビング・ルームという日常のなかではなく、開始時間を調べ、座席を確保し、他人の気配を感じながらポップコーンとコーラを胃に流し込み、「ふむふむ、それで?」とひとりごちながら観るというこれらすべてが映画…
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多文化主義が原理主義を生みだす? 

お世話になっている研究会で、昨日の夜、ドキュメンタリー映画(Caught in Between – What to call home in times of war 「故郷(くに)」を失った人々の物語」)の解説をやってしまった。実は、私自身、この作品に対する思い入れがイマイチ薄く、お断りしたのだが、東京の重鎮である…
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映画『アフタースクール』 - コン・ゲームを映画に組み込んだ成功作

既に評判の映画が梅田で上映されていると知り、梅田ブルク7というシネコンに参上。ターゲットは勿論『アフタースクール』。内田けんじ監督の新作です。東京などでは今春にロードショー公開されていますので、観られたかたもおられるでしょう。映画館数が少ないのに既に30万人を動員している、クチコミで評判が拡がった作品です。 結果は、あはは…
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映画 There Will Be Blood - 一攫千金とピューリタニズム

ダニエル・デイ=ルイスの好演(アカデミー賞主演男優賞)が喧伝されているけれども、これは異常な人格の石油屋(Oil Man)を描いただけの映画ではない。主人公の生き方に違和感を覚える人は多いだろうが、同時に、実際、こんな人物は結構いたのではないかとも思う。いや、現在もいるだろう。一攫千金を狙う人物は多かれ少なかれダニエル・プレイン…
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「日」の闘い, 声の「碑」 岡村 淳 ドキュメンタリー映像上映会

  「赤い大地の仲間たち フマニタス 25年の歩み」(2006年/66分)   ■日時:5月2日(金) 18:30 上映開始(18:15 開場)入場無料・カンパ制       30名限定 要予約 ☆上映後は監督によるトークがあります☆   ■お席が限られておりますので, 予約制とさせていただきます.    お手数を…
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Pawns of the Kingを上映する - 短編の余韻

短編映画"Pawns of the King"についてはこれまでに何度か書いている。昨日と今日、移民関連研究のスペシャリストたちにこの映画を観ていただく機会があった。あくまで研究発表のための例会であり、映画上映はイベントで、一回上映の予定だったのだが、上映と解説の後「もう一度見てみたい」という予想外のリクエストを頂戴し、急遽、明…
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