テーマ:アジア

「正義の国」の日本人 / 安井健一著

米国の社会政治運動でよく使われることばにJustice「ジャスティス」(正義・公平・公正)がある。サンフランシスコ・アジア系アメリカジャズ祭でも、日系人強制収容所と収容所の中で演奏されていたスイング・ジャズをテーマにした催しがあったが、その時のタイトルはLAST DANCE(収容所での最後のダンス・パーティー)で、テーマはJaz…
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Omar Sosa / Mulatos (2004) Music Camp BG-2012

オマール・ソーサを聴くのは、PrietosというCD以来で、久しぶりだ。この『ムラートス』では中南米とアフリカを中心とした様々な地域の音楽が緩やかに統合されていて、それでいて聴きやすい。この「緩やかな統合」というのが曲者で、異質なものを並立させるだけでは統合はできないし、かといって、一方的な利用ではエスニシティーの安売りになる。…
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東方異聞 A Strange Story from the Far East / 堀越彰

堀越彰は凄腕のドラマーで、山下洋輔トリオとか、ジャズでキャリアを磨いてきたひとだが、ここ数年は和洋折衷のバンドをやっている。生で見たことがないので、偉そうなことは言えないけれど、この「東方異聞」(上写真)は、美しくて、メンバーは若くて、名人ばかりで、まとまりもいい。ドラマーの堀越が前面に出てくるのではなく、アンサンブルを重視して…
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異業種交流会と音の立ち上がりについて

新年1月12日(土) Session in蔵武 ~管絃春楽東西楽人の調べ~ 西洋から東洋 そして古楽から現代曲まで 時間と空間 共に大きなスケールで響き合う新春の宴! 笙・・・林哲至 ピアノ・・・榊原明子   フィドル・フィーデル・・・大森ヒデノリ それぞれのジャンルで極め続けるアーチストが集結 型を破り枠を超え、や…
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MONK'S MOODS / Asian American Orchestra

滞日中のマーク・イズはアンソニー・ブラウン率いるAsian American Orchestraでもベースとシェン(笙)を演奏している。デューク・エリントンのカバーを初め、既に4枚のアルバムをリリースしているAsian American Orchestra(AAO)だが、アジアの楽器とアレンジがセロニアス・モンクの奇妙な曲と相乗…
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国外逃亡日記(その四)

ブログの材料を見つけるために来たわけではないのだが、結果的にこうなってしまう。困ったものだ。開会式があれば、当然、閉会式も晩餐会もある。これは、地元の舞踊団によるショーの写真。踊り自体は驚くほどのものではないが、ダンサー(上写真)の振る舞いや衣装や音楽は、この国が長い間スペインの植民地だったことを伝えていた。スペイン風でもあり、…
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国外逃亡日記(その参)

コンヴェンションとか○○大会の開会セレモニーは、偉い人の挨拶が延々と続いて退屈だ。しかし、余興がある。これが楽しい。説明がよく聞き取れなかったのだが、どうやら学生バンドらしい。これがフィリピンの伝統音楽なのか、それをアレンジしたものなのか、はたまた伝統とは全く関係のないオリジナルなのかは、知識のない僕にはさっぱりわからないけれど…
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国外逃亡日記(その弐)

マニラの朝は早い。昔のCMみたいだが、早めに朝食をとって、ホテルの回りを歩いてみた。デパートのビルだけでなにもなかったが、バス停風景がスリリングだった。写真を見ていただけばわかるように、ひとつのバス停に5~6台の通勤バス?がクラクションを鳴らしながら突っ込んでくる。最初は「緊急事態でも起きたのか?」と思ったが、これが日常なのだ。…
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国外逃亡日記(その壱)

朝夕が冷えてきた日本を離れ、最高気温30度前後の某国へ。ここはアジアで最も英語の通じる首都かもしれない。英語の看板やサインも多い。東アジアからの移住や一時滞在も多いので、顔を見られたり振り返ったりされることはない。十年住んでいるような顔をしてホテルのそばの大型スーパーとデパートを歩いた。野菜、果物、魚介類の売り場が印象的。店員さ…
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映画"WHITE LIGHT / BLACK RAIN" 「ヒロシマ ナガサキ」 

夏がくれば思い出すのは尾瀬ではなくてヒロシマとナガサキだ。親戚に被爆者がいることもある。日系三世のスティーブン・オカザキはずいぶん以前からヒバクシャに焦点を当てた作品を撮っている。在米ヒバクシャとの出会いが彼を変えた。それは二十数年前のことだと思う。いや、もっと前かもしれない。 原爆投下の是非や評価は、某閣僚の最近の発言を…
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グローバル時代の日本社会と国籍

本の紹介(にまで至っていないが)ばかりしているが、存じ上げている方々の著された書物に触れないわけにはいかないし、中身が良ければなおさらである。李洙任(リー・スーイム)さんは英語教育とマイノリティーの人権問題に詳しい龍谷大学の先生で、田中宏さんも日本アジア関係史と人権問題を専門とする同じ大学の教授だ。李先生の講演を某研究会で聞いた…
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アジア系アメリカ人女性の自殺

あるブログ http://blog.goo.ne.jp/ksjasmine/d/20070520 で見かけた文章を転載します。(ブログ主) 夫が職場から、「こんな記事を見つけたよ」とメールをくれたのが、こちら。 Push to achieve tied to suicide in Asian-American women …
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Asian Fantasy Orchestra / Asian Tour 1998

アジア系アメリカの音楽は、EAST MEETS WESTじゃなくてEAST MEETS EASTではないかと考えてみると、やや旧聞になるが、Asian Fantasy Orchestraの試みが思い浮かぶ。東洋と西洋の音楽を出会わせる試みは、枚挙にいとまがないほど行われていて、そのほとんどが失敗しているが(笑)、失敗していいのだ…
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千人の民間人を救ったふたりの元移民一世について

「その後、戦跡を回りながら読谷村役場の方の話を伺った。読谷村は石灰岩中にできた洞窟(ガマ)が多く存在し、そこが沖縄戦においては防空壕の役割を担っていた。住民の命を守ったガマだが、悲劇の場所となった所もあった。1945年4月1日の米軍上陸後、爆弾の炸裂音が響くなか、暗いガマの中で人々は極限まで追いつめられ、幾つかのガマで「集団自決…
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マイノリティーの敵はマイノリティーか? - アジア系至上主義者

よくわからないのだが、AsianWeek紙上で差別問題が起きたと3月3日付け「北米毎日」紙の一面に載っていた。若干22歳のコラムニスト、ケネス・エン氏が2月23日付け同紙に「黒人は弱い。300年間も奴隷として使われた唯一の人種だ」などと書いて、黒人差別を肯定した・・と紙面にある。いやはや、なんとも、後味の悪い事件だ。なおAsia…
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燃えよカンフー - すべての理解は誤解から

『燃えよカンフー』を日本のテレビで見たことがあるアナタは僕と同世代かそれ以上だ。(笑)深夜枠で何度も再放送していたのも懐かしい。これは、アメリカのテレビ局が、カンフーを操る高潔な僧侶を主人公にして、東洋の神秘に迫ると同時に、それを西部開拓時代を背景とした娯楽番組(西部劇)に仕上げることを試みた怪作である。傑作とはいえないが、かと…
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日韓の狭間で生きた禹長春博士

1991年にNHKが禹長春博士についてのドキュメンタリー番組を作った。これは確か日韓共同制作で、文字通り日韓で生きた歴史的農学者、禹長春(うながはる)の生涯に迫るものであった。ベースとなったのは角田房子著『わが祖国 禹博士の運命の種』新潮社であった。禹博士は韓国で最も尊敬されている学者のひとりだ。研究者としてだけでなく、小学校の…
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