テーマ:移民

マウイタイコとConnectedする意志 / 百年の鼓動

お久しぶりです。これは、去年に出たハワイのマウイ島で活動するタイコ集団を撮ったドキュメンタリー映画。彼らの演奏のように、無理のない出来で、好感が持てます。 ハワイ贔屓のブログ主なので、やはり、移民初期の映像や画像には引き付けられましたし、祖父母、曾祖父母から高祖父母(曾祖父母の父母)の歴史を語るときのマウイの日系アメリカ人…
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ジェレミー・リンと野茂英雄 - Humbleなアスリートたち

労使交渉のもつれで、今年はシーズン自体が消滅するのではないかと囁かれたNBAだが、二か月遅れで(!!)なんとか開始。僕もBSで時々楽しんでいるけれど、なんせ、ジョーダンとかマジックとかが全盛期の頃のファンなので、知っている名前は数人だ。ジャバーもシャックもロッドマンももういない。ヤオ・ミンも中国へ帰ってしまった。コービー・ブライ…
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渡辺謙 アメリカを行く「“9.11テロ”に立ち向かった日系人」(前編)

ハリウッドでも活躍する俳優の渡辺謙さん。謙さんが、リポーター・インタビュアーとして昨年から取材・制作に取り組んできたスペシャルドキュメンタリーが、この番組です。 一昨年に放送し大反響を呼んだ「渡辺謙 アメリカを行く」シリーズの第二弾。 さて、今回のお話は…。 今年で事件発生から10年となる9.11アメリカ同時多発テロについて…
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カリフォルニア・デルタとアジア系移民 ― Stockton, Walnut Grove, etc.

「キャンディーズ特集」に惹かれて買ったレココレ誌で思いがけない記事に出会った。ジョージ・カックル氏は鎌倉生まれの米国人。現在、50代半ば。日本で音楽プロデューサーやラジオ・パーソナリティを務める人で、レココレ誌に<<アメリカン・ロック・リリック・ランドスケイプ>>(ロックの歌詞から見えてくるアメリカの風景)というコラムを持ってい…
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素人研究の限界 ― やはり、自分でやるしかないのか。

30分足らずの時間で4人(主に3人)の人生を説明することは無謀であった。それがたとえ人生のほんの一瞬に過ぎない数年間であれ、移民の子弟が日本と関わりを持った時期に絞ったとはいえ・・だ。 実際に移民を先祖にもつ人間が移民を研究する例は多くないらしい。だから、物珍しさもあり、ブログ主のかなりのバイアスがかかった(苦笑)素人っぽ…
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ハワイしまのアロハで街へ出よう!

初めてハワイに行った頃だからウン十年前になるが、ホノルルで銀行に入ったら、働いている人が全員お揃いのデザインのアロハを着ていた。確かオレンジ色の柄だった。その印象は強烈で、今も「アロハシャツ」と聞くとハワイの銀行員を思い出すほど。 大阪でアロハシャツを買い求めた。例のお店の例のマスターがハワイから仕入れている品物で、マスタ…
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オアフ島の地図 ― 武居熱血が作った布哇みやげの絵葉書 

武居熱血。この山口県からハワイに移民した人物は、ホノルルのリバー街で呉服店を営みながら、ハワイ諸島全島を歩き、各地に散らばる日本人移民たちの住む町の地図を書き、写真集を出版し、おまけに絵葉書まで売っていた。とても面白い吾人である。自分の職業を「弁士」と呼んでおり、なにか事が起きれば人前に立って弁舌をふるったのであろう。 し…
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『ハワイの辛抱人』 - 「ハワイ日本語」やピジン英語が話された時間と空間

泥縄式で、ハワイ移民関係の本を漁っている。これはライフ・ヒストリー研究、いわゆる、質的研究というジャンルに入るもの。明治25年福島県生まれで、14歳のときにハワイに出稼ぎ移民した渋谷正六氏と著者との「共作」だ。「聞き書き」ではない、と著者が明言しているので、そうではないのだろうが、私にはなんともいえない。方法論っていうのはややこ…
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灰田勝彦 ハワイアンメドレー 1978

理屈こねこね状態が嫌で、昨日の記事を削除。ハワイと日本のことを、自分のご先祖様を介してなんとかつなごうと、ああでもないこうでもない、と考えているのだが、「人間は考えても無駄である」という土屋賢二対談集の題名に賛同したくなる毎日。あ、「asianimprovは考えても無駄」なのか。悪かったな! ただそこに立つだけでかっこいい…
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水のわき出るところ - Waipahu

ワイパフ(Waipahu)とは、ハワイの現地語で「水のわき出るところ」という意味だ。オアフ・シュガー・カンパニーが19世紀末に製糖工場を稼働させるまで、取り立てて目立つ町ではなかった。いや、町というより、村だったろう。サトウキビ畑耕地になる以前には、中国人移民が水田で米作をしていたという資料もある。 サトウキビ畑の労働力と…
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『大日本海外移民史』 第一編 布哇 (昭和12年,1937年)

某公立図書館にこの本があると知り、出かけた。司書さんが閉架から持ってきてくれたのは分厚い紙でできた横長の大きな書籍であった。 曾祖父の足跡がないか調べるのが目的だったので、眼を皿にして読んだが、名前はなかった。ただ、曾祖父が暮らしたワイパフの情報については幾つか発見があった。 曹洞宗 ワイパフ太陽寺: 信徒50…
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『戦前昭和の社会』 ― 「昭和デモクラシー」という時代

「大学は出たけれど」、新興宗教ブーム、10銭均一売り場……「暗い時代」の明るい日常生活 「十銭均一売り場」に足を運ぶ消費者、女性の地位向上を推進するモダンガール、新興宗教ブーム、就職難にあえぐ学生──。現代社会の原点=戦前を生きた人びとの実像を描き出す一冊。 目次 -------------------------…
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1914年(大正2年)のワイパフ市街図 ダンブロとはなんぞや?

これは武居熱血が出した『布哇一覧』(1914)という本にあるハワイのオアフ島ワイパフ町の住宅図である。I先生から頂戴した貴重な資料で、中央に南北に通っている道の西側に「加藤商店」とあるが、これが私の曾祖父が営んでいた雑貨店である。武居熱血(凄い名前!)は、今でいうジャーナリスト&著述業をしていた人で、元々は商家の息子らしい。この…
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住み慣れた土地を離れて移動するということ

このブログでは移民についての話題が少なくない。それは私のひいじいさんが(←また書いてる)かつてハワイに移民していたという事実に起因しているけれども、それだけが理由ではない。私は文化に惹かれる。文化は人の移動と定住の間のダイナミクスにより生まれる。アジア系アメリカも、多文化主義も、日系人うんぬんも、人が移動することに密接に関係している。そ…
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二世行進曲 有松由子・板野雪人 メルカ管弦楽団

何年か前にこのブログでも取り上げた曲。動画サイトで発見したので、紹介したい。とても貴重な音源。 「二世行進曲」は、戦前に渡米した古賀政男が日系市民協会からの依頼で作曲したもの。歌詞は一般公募されたそうだが、適当なものがなく、結局、古賀自身が書いた、という説明がなされている。 メルカ・レコードは当時にLAに存在した日系…
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「ライフストーリー」ですらない「報告」は可能か? ― 家族史とハワイ移民史

質的研究というのは、要するに、個人へのインタビューから収集されたものを材料にした方法で、だったら、ふつうの人が日常生活でしばしばやっていること―他者への質問や他人との会話―とどこが違うのか、という疑問がわく。それで、『ライフストーリー分析 質的調査入門』(学文社)というテキスト(上写真)をいま読んでいるのだが、疑問がわく以前に、…
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Fukushima Ondo (Aiea '08)

季節外れは承知の上で、ハワイのオアフ島、アイエア本願寺でのボン・ダンスだ。 アイエアはブログ主の親戚が住む町のひとつ。 パール・ハーバーの近くのやや山よりに位置する。 風通しが良く、真夏でもエアコンなしで眠れる快適な場所だ。 これはYouTubeで見つけた動画。ハワイのボン・ダンス(盆踊り)で広く使われて…
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The King's Speech Movie Trailer Official (HD)

予備知識なしで見てきました。映画「英国王のスピーチ」。上の予告編だけでは、なにやら奇妙な方法で治療している言語治療士と国王のハナシと思い込んでしまうかもしれませんが、決してそうではありません。ジョークで何度も笑ったものの、正攻法の映画ですし、そんな昔の出来事でもないし、なんせ、対象は英国の王室です。今のエリザベス女王を描いた作品…
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布哇日本人発展史 ― 資料に圧倒される

これは、大正4年(1915年)に出た本。966ページもある大著だ。書名の通り、ハワイに住む日本人の諸相を綿密に記述した百科事典のような本。むろん、既に二世は生まれていたものの、社会で活躍するには年齢が幼すぎた。本書は、当時の日系社会をリードしていた移民第一世代の日本人が、ハワイでどのような社会を形成しているか、どんなことをして生…
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揺れるゴールネットから見えるもの

リービ英雄の『我的日本語』でリービは李良枝との会話を紹介している。それがとても印象に残っている。 それは、李良枝が書いた小説の主人公(在日コリアン)が韓国へ渡り、しかし結局は日本に帰ってくる選択をすることについてリービが「じゃあ、あなたの小説の主人公は韓国系日本人じゃないですか?」と言うと、即座に李良枝が応答する場面で、李良枝は「…
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Breakfast in Arizona - 朝から食えるかこんなもん!

合衆国は肥満と欲望の帝国である。欲望の最大化と消費の最大化の果てに、夢破れ、家族は離散し、友人を失い、殺伐たる風景だけが残っても、彼らは彼らの生き方を変えようとしない。ダイエット・ペプシをがぶ飲みしながら、チーズがたっぷり乗った分厚いピザを喰らい、「アメリカは民主主義の国だから批判は自由だ」とうそぶいている。 たとえば、「…
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大叔母を訪ねる ― 真珠湾攻撃直後の或る帰米二世

祖母がハワイ生まれの二世だった(但し、少女時代に日本に送られそのまま日本で暮らした)縁で、ブログ主に日系アメリカ人の親族が多数いることは、このブログで何度も書いている。しかし、時間を止めることはできない。学生の頃から親切にしてくれた大叔父(祖母の実弟)は既に他界し、祖母も一昨年に逝った。現在、親戚のなかで御存命の二世は、大叔父の…
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真珠湾攻撃総隊長の回想 淵田美津雄自叙伝

このブログに何故この本が?と思われるかもしれないが、この、特異な人生を歩んだ真珠湾攻撃隊(海軍航空隊)の総隊長であり、自らも戦闘機に乗って指揮した人物は、単なる勇壮な軍人ではない。この本の書評は多く書かれている(ハードカバーは数年前に出ている)が、私が関心を持った部分を取り上げたひとは少ないと思う。 それは、敗戦後、淵田氏…
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よく作り込まれた映画 ― レオニー

「レオニー」はイサム・ノグチの母親、野口米次郎の妻(正式な婚姻関係ではない)であったレオニー・ギルモアを描いた映画。これが制作されていることは何年か前から知っていたが、ようやく完成し、上映されることとなったのは嬉しい。僕は、イサム・ノグチのファンだ。One and onlyの彫刻家だと思う。その父のヨネ・ノグチ(野口米次郎)は、…
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アメリカに移民していた日本人がいることを知りませんでした

「私もこのお話をいただくまで、アメリカに移民していた日本人がいることを知りませんでした。ただ、演じるにあたって、特別、何か移民に関する本を読んだりはしていないです。日本を離れて一獲千金の夢を求めてアメリカへ渡った人たちなので、すごく前向きな人たちでいいんだなと、まずは思いました」 仲間由紀恵 このブログに日系アメリカ人を描くドラマ…
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99年の愛 Japanese Americans

デイ多佳子さんの持論でもあるけれども、どの言語を使うかにより、そのにんげんの文化や生き方のかなりの部分が決定されてしまうし、どの言語を使うかを決定することにより、そのにんげんがどういう生き方を選び取るのかが、或る程度はわかる。ところが、日本人が日系人を題材にして日本人向けに制作した映画やテレビドラマは、私が知る限り、日系人を日本人として…
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Meditations on Immigration

日本の通信員なんで(無給ですけど(笑))たまにはAsian Improv aRts/Recordsからのお知らせも載せないと・・。 Meditations on Immigration September 1, 2010 Dear Friends, We happy once again to bring t…
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うつろ舟 ― 日系ブラジル文学とは?

「ブラジル文学界最長老の選集を編みましたのでお届けします。北米の移民小説とは違いがあるのでしょうか。いずれ感想をお聞かせ下さい」という便箋が挟まれて拙宅に届いたのが『うつろ舟』松井太郎著(松藾社)2010。「ブラジル日本人作家 松井太郎小説選」と表紙にあるように、ブラジル在住のベテラン作家、松井太郎氏(兵庫県神戸市生まれ。19歳…
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ゴロワーズを吸ったことがあるかい ― ムッシュとティーブ

ムッシュことかまやつひろしはザ・スパイダース時代から知っているが、彼のお父上が日系二世のジャズマン、ティーブ釜萢だったことを知ったのはずっと後のことだ。ティーブ釜萢はLAに生まれ、バンジョーやギターを習得し、歌を唄った。「ショー・トーキアンズ」のメンバーでもあった。バンド名は「小東京=リトル東京」に由来する。ところが、大恐慌が起…
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前向きの人生 - バーバラ・カワカミ Waipahu, Hawaii

この蒸し暑いなか、ブログ主の畏友でチカーノ音楽研究家としても知られるMusic Camp Inc.の宮田信さんが企画した「日系アメリカ人関係映画上映会」に参上。二本のドキュメンタリーを楽しんだが、まだ米国でも公開されたばかりの作品"TEXTURED LIVES"に深い感銘を受けた。ハワイのオアフ島ワイパフに暮らす――またまたワイ…
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