荒川静香選手の演技をテレビを見て思ったことなど...
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作成日時 : 2006/02/25 13:46
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荒川さんは素敵だった。背を反らせる技は特に優美だった。そして、荒川選手がやり始めたポーズではないだろうが、足を高く上げてスピンする姿に、僕は、戦前の東京で、ハイキックと歌で4,000人の聴衆を魅了した二世(一世と二世の間に生まれたので三世という言い方も出来る)川畑アリス文子を重ねてしまった。トリノ五輪からアジア系アメリカ人や日系アメリカ人に連想が飛んでしまうのは、一週間後に迫った、トホホで終わるであろう発表のせいかもしれない。
川畑文子の貴重な映像が残っているらしいが僕は見ていない。CDで復刻された歌声と、乗越たかお著『アリス −ブロードウェイを「魅了した天才ダンサー川畑文子物語』(講談社)1999(写真)という中身の濃い本から少し知っているだけだ。今でこそ女性が大きく足を上げて演技することはあたりまえになったが、川畑文子が来日したのは戦前の日本である。そこに10代で既にNYなどで成功していたダンサー兼歌手が登場し、足を高々と上げて踊り舞ったのである。英語で言うと、Overnight Sensationが起きたとしても不思議ではない。時代は変わった。歌もコスチュームも変わった。しかし、劇場であろうと銀盤であろうと、女性が踊るということの美しさは不滅である。
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